春のような陽だまりの日と冷たい風が吹く日の繰り返しが続いていますね
三寒四温とはよく言ったもので
春が少しずつ近づいています
中央ながかみこども園は
異年齢保育を行っています
0歳児クラス・1歳児クラスは
それぞれの学年の部屋で生活をしますが
2歳児・3歳児・4歳児・5歳児は
2歳~5歳までのシブリンググループのクラスで生活をしています
シブリングはきょうだいという意味です
その昔
日本のご近所関係はまさにシブリンググループで
〇〇さんちの3きょうだい
◎◎ちゃんの4姉妹など
様々な年齢の子が一緒に遊んでいました
その中で一番小さな子は
«おとうふさん・おまめさん»
と呼ばれる立ち位置がありました
例えば
鬼ごっこをやる時に
大きな子と同じルールでは遊べなくても
排除することなく
おとうふさんとおまめさんは
タッチされても鬼にはならない
でも一緒に走り回って逃げるなど
様々な年齢で遊びを工夫して楽しむ姿がありました
中央ながかみこども園の異年齢クラスもまさにそういった
本当のきょうだいではない
きょうだいの集団です
遊びと生活を共に過ごす
育ちあう仲間です
大きな子はおとうふさんやおまめさんの身支度を手伝ったり
一緒に遊ぶ中で心に寄り添い
いたわることや優しさの加減を覚え工夫をします
おとうふさんやおまめさんは
その姿を見て
大きくなることへの憧れを持ち
真似することで人に寄り添う姿勢を学んでいきます
こんな時は「ありがとう」って言うんだよね
こんな時は「ごめんね」って言うんだよね
教えられて出る言葉より
見て感じて学んだ言葉の深さは計り知れません
人生で一番大切な礎になる幼児期
の経験は
大きな財産になっていきます
少子化で核家族のこの時代だからこそ
異年齢保育の素晴らしさが
大きな力になっていくと信じています