ABOUT US
特別養護老人ホーム 第二長上苑が目標とするのは、ご入居者の生活スタイルの継続です。そのために、一律の生活スケジュールや禁止事項をできるだけなくし、入居者本位のサービスを提供しています。
2005年の開設当初から採用しているユニットケアは、1人ひとりの個性と生活リズムを尊重した個別ケアにつながり、ご入居者と職員の家族的な関わりを生んでいます。1ユニットはご入居者10名と固定配置の職員4~5名で構成。職員は担当ユニットのご入居者の経歴や好み、状況などを把握した上でケアに当たることができます。
第二長上苑は、長上苑のショートステイご利用者様のご家族からいただいた「最期まで長上苑の職員に看てもらいたい」という声と、地域の皆様の署名運動に後押しされて開設されました。皆様の思いが込められた施設として、地域福祉の向上に貢献する活動をさらに充実させていく考えです。
FEATURE
ご入居者の暮らしが輝くように、「食」には特に力を入れています。ご入居者の状態に合わせ、常食や粗みじん食、ムース状のなめらか食、ペースト状のミキサー食など多様な食事形態を柔軟に採用。管理栄養士をはじめとした多職種が連携し、最期まで口から美味しく食べられる生活を支えています。
各ユニットの「リクエストメニュー」は、生活の喜びにつながっています。リクエストメニューは施設が食事を提供するだけでなく、ご入居者と職員が一緒に調理を楽しみ、共に味わう取り組みです。例えばピザをつくるときには、ご入居者がトウモロコシの実を取ったり、ピーマンを切ったりして互いに協力します。他にも天ぷら、蕎麦、餃子など様々なメニューに挑戦することで、暮らしに張り合いが生まれます。
特別養護老人ホームでは珍しい言語聴覚士(ST)が配置され、摂食・嚥下の問題に専門的に対応しています。具体的には、誤嚥性肺炎の発症リスクを抑える取り組みや、最期まで口から美味しく食べられるための工夫を重ねています。さらに、「噛む」「飲み込む」のスペシャリストとして職員による食事介助の指示や指導を行い、職員研修の講師を務めています。
また、看護師の配置人数を充実させることでご入居者の健康をきめ細かく管理し、必要なときに迅速な医療対応を行っています。現在、ご入居者80名に対し看護師6名を常勤配置しています。
これらの専門職が共通してご入居者とご家族のご希望を理解し、適切なケアを提供しています。
第二長上苑は浜松市内の施設で唯一、全国個室ユニット型施設推進協議会から「ユニットリーダー研修実地研修施設」に認定されています。
ユニットケアは、介護が必要になっても、その人らしい生活を送れるようにサポートする介護の方法です。ユニットケアを実践する個室ユニット型施設では、ご入居者はプライベート空間を確保して個人の生活リズムで暮らしながら、他のご入居者と交流します。各ユニットに固定配置された職員はご入居者の尊厳に配慮した個別ケアを行い、1人ひとりのご入居者らしい生活の場をつくっていきます。
そのようなケアの現場をまとめるユニットリーダーとなるために、研修を受ける必要があります。第二長上苑は全国からリーダー候補を受け入れて個別ケアについて一緒に学び、利用者本位の質の高いサービスを追求しています。
GUIDE
住所 | 〒435-0057 静岡県浜松市中央区中田町590 |
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電話番号 | 053-411-0022 / 053-411-0021(デイサービスセンター) |
併設事業名 | 長上苑 / 第三長上苑 |
定員 | 【ユニット型介護老人福祉施設】80名 【ショートステイ】20名 【デイサービス】40名 |
各種ダウンロード | 利用料金表 施設パンフレット |
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